文春側の代理人弁護士に喜田村洋一弁護士、松本人志さん側の代理人弁護士の田代政弘弁護士の
因縁の対決が話題になっていますね。
二人の弁護士がなぜ、因縁の対決と言われるのか?
それには、過去の陸山会事件と関係がありました。わかりやくまとめてみました!
喜田村洋一弁護士と田代政弘が因縁の対決と言われる理由
松ちゃんの代理人の田代弁護士にとって文春側の喜田村弁護士って陸山会事件での因縁の相手なんやね。なんかいろいろ面白くなってきたw
— 暁 櫻華@ユニちゃんズすこすこ侍 (@akatsuki_ohka) January 23, 2024
文春側の代理人、喜田村洋一弁護士と、松本人志さんの弁護士は
なせ因縁の対決と言われるのでしょうか?
それには深い訳がありました。
はじめに、田代弁護士について説明します。
喜田村弁護士と田代弁護士の因縁の対決「陸山会事件」
田代弁護士が陸山会事件の担当検事だった
田代弁護士は、東京地検特捜部に在籍した時期があります。
その時期に担当した「陸山会事件」の捜査報告書に、虚偽の記載を行ったことがわかり
虚偽有印公文書作成及び行使罪の容疑で刑事告発され、不起訴処分になったものの
この件で、懲戒処分を受けて検察官を辞職しました。
喜田村洋一が陸山会事件の担当弁護士だった
喜田村洋一弁護士は、陸山会事件で、小沢一郎氏の代理人弁護士を務めていました。
その時の担当検事が、田代弁護士だったのです。
喜田村洋一弁護士は、田代検事(当時)の報告書の捏造を暴き、
結果そして田代検事(当時)は懲戒処分を受けることになったのです。
このことが理由で、因縁の対決と言われているのです。
松本人志さん側の代理人である田代弁護士と
文春側の代理人の喜田村洋一弁護士の間には
過去の「陸山会事件」での直接的な対決の歴史がありました。
田代氏は10年に小沢一郎衆院議員が強制起訴された「陸山会事件」で小沢氏の元秘書の取り調べを担当した。ところが、裁判の過程で作成した捜査報告書に聴取内容の「捏造」が発覚。12年6月に最高検の「懲戒処分」を受け、依願退職したのである。
陸山会事件とは?
小沢一郎議員の資金管理団体「陸山会」 土地取引を巡る、政治資金規正法違反の裁判
民事訴訟
陸山会について、週刊誌が蓄財疑惑を報じる
小沢一郎議員が名誉毀損で損害賠償訴訟を起こし、民事裁判に!
民事訴訟:小沢一郎氏 敗訴
刑事訴訟
2009年 市民団体が東京都世田谷区の土地購入に関する政治資金規正法違反で告発
2010年 東京地検特捜部に小沢一郎議員の3人の秘書が起訴される
2011年 検察審査会の起訴議決で小沢一郎議員も起訴される
小沢一郎議員 無罪
小沢一郎議員元秘書 3人 有罪(政治資金規正法違反虚偽記載) 執行猶予付きの禁固刑
2012年4月26日
資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記入)罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の判決公判が26日、東京地裁であり、大善文男裁判長は無罪(求刑禁錮3年)を言い渡した
日本経済新聞